【対策まで提示】作業療法士(OT)を辞めたい理由5つと対策

・出勤したらもう帰りたい
・人の役に立つのは嬉しいけど、もう辞めたい
・辞めたいけどなぜ辞めたいのかがわからない
・辞めたい理由がわからないから、どうしたらいいかわからない

こういった疑問に答えます。

✓本記事の内容
1.OTを辞めたい理由5つ
2.対策方法まとめ
3.疲れてしまったアナタへ(私の経験から)

作業療法士10年目、
転職回数2回(病院2施設、訪問看護ステーション1施設)、
大学院修士課程を修了しています。

管理職もやってきましたし、
挫折も数多く経験してきました。

そんな私が解説していきます。

 

1.OTを辞めたい理由5つ
・その①:自分の思う作業療法ができない
・その②:上司による管理や指導に納得できない
・その③:残業が多すぎたり長時間労働を強いられたりする
・その④:尊敬できる指導者や相談相手がいない
・その⑤:業務量が多すぎる
その①:自分の思う作業療法ができない

作業療法とは「その人らしい生活を取り戻す」ことです。
学校や実習で思い描いた「理想」
それが打ち砕かれると、モチベーション維持ができなくなります。

「私はなんのためにリハビリをしているのだろう?」

組織の売上のために、ただ単位をこなしていったり、
本来の役割ではない雑務が増えたりするとツライものです。

アナタは自分の思い描く「作業療法」が提供できていますか?

 

その②:上司による管理や指導に納得できない

上司(管理職)は大きく2つの役割があります。
1つ目はチームが目指すゴールを具体的に提示してくれること
2つ目はアナタの仕事がスムーズに行えるように見守ることです。

チームが目指すゴールがわからないまま仕事をすることは、
霧の中をただ歩いていることと同じです。
目指すゴールとそこまでの進み方を提示してくれる。
そんな役割が管理職には求められます。

また、チームメンバーがスムーズに仕事ができるよう
常に目を配り、気を配り、見守ることも求められます。
アナタの上司は、アナタの興味や悩みを聴こうとしていますか?

アナタが仕事でうまくいった時、うまくいかなかった時
声をかけてくれますか?

「上司が見てくれている」とアナタは感じていますか?

 

その③:残業が多すぎたり長時間労働を強いられたりする

とにかく残業が多い。
家に帰ると夜中前。
ご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ。
目を覚ますとまた出勤。

自分のやりたい事をする気力なんてない。

土曜日も日曜日も出勤。
10連勤なんて当たり前。
「連勤何日目か数えるのやめちゃった(笑)」
笑いごとではありません。

自分が元気であってこそ、
患者さんを元気にするお手伝いができるわけです。
自分のために使う時間は確保できていますか?

 

その④:尊敬できる指導者や相談相手がいない

臨床場面でわからないことがある。
調べてもわからず先輩に聞いてみる。
「そこまで気にしなくていいよ」

ある日先輩に指摘を受ける
「あれは良くない。こうした方がいいと思うよ。」
先輩に理由を聞いてみる
「そうした方がいいと教えてもらってきたのよ」

リハビリテーションは科学的に行わなくてはいけません。
日々の臨床での疑問を調べ、考えていく作業が必要です。
その時に納得するアドバイスをくれたり、一緒に考えてくれる人はいますか?

 

その⑤:業務量が多すぎる

雑談をしながら、コーヒーやおやつを食べながら業務に取り組む。
そんな事は論外、お話になりません。
しかしどれだけ仕事を効率的にこなしても、限界はあります。
アナタが抱えている仕事は定時までに終わる量ですか?

無駄な事をしていないのに定時までに終わらないのであれば、
業務量が多すぎます。

 

2.対策方法まとめ

辞めたい理由のいずれかに当てはまると思ったら、
その理由に対して行動を起こすと対策ができます。

 

対策その①:自分の思う作業療法ができない

まずはなぜ自分の思う作業療法ができないのかを振り返ってください。

①自分に知識や経験、技術が不足しているから
②他職種から作業療法士の役割を認知してもらっていない
③組織がその業務を合理的ではない理由で押し付けてくる

①に対しては、自分のスキルアップをコツコツとしていくことが有効です。
日々の臨床で疑問に思ったことを1つ1つ調べて考えていきましょう。
職場に研修補助制度があるのであれば積極的に利用してください。

②に対しては、作業療法部門全体で取り組んでいく必要があります。
病院であれば、病棟連携に力を入れていく必要があるでしょう。
「作業療法士はこんなことをやっている」と実際に見てもらうのが一番です。

③に対しては、上司に相談することが良いと思います。
ただ気を付けるべきことがあります。
それは我々は作業療法士という存在であると同時に、
組織の人間でもあるということです。
組織全体がうまく成り立つために、やらないといけない業務はあります。

 

対策その②:上司による管理や指導に納得できない

上司は選べないという言葉があるように、なかなか対策は難しいです。
対策方法の方針は大きく3つあります。

①上司の管理や指導方法を変えさせる
②上司を違う人にしてもらう
③自分が上司から距離を置く

上司の管理や指導方法を変えさせるのは難しいです。
元々他人を変えることは至難の業です。
さらに人は年齢を重ねると変化を嫌うようになっていきます。
現実的な方法とは言えないでしょう。

上司を違う人にするため、
同僚や先輩、他の管理職の人に相談する手もありますが、
職場内でアナタへの風当たりがキツくなることもあります。
人事部の人間に相談することも一つです。

自分が上司から距離を置く方法が確実です。
部署移動や転職をすることが距離を置くということです。

 

対策その③:残業が多すぎたり長時間労働を強いられたりする

上司に相談しましょう。
有能な上司なら親身に相談にのってくれ、対策を一緒に考えてくれるはずです。
相談しても何も変わらないのであれば、さらに上の人間に相談することもアリですが、
期待してもムダかもしれません。

経験上、就業規則に定められている内容を変更することは難しく、
できたとしてもかなりのエネルギーが必要です。

 

対策その④:尊敬できる指導者や相談相手がいない

職場内でそのような存在がいないのであれば、
職場外でみつけることが有効です。
勉強会のグループに参加することも良いでしょうし、
大学院に進むことも一つの選択肢かもしれません。

とにかく違う職場のPT・OT・STと知り合う事が有効です。

 

対策その⑤:業務量が多すぎる

まずは自分の仕事の取り組み方に無駄がないか検証してください。
一度に色んな作業を並行してやっていませんか?
途中で会話をして集中力を切っていませんか?
何度もやり直しが発生していませんか?

無駄がほとんど無いのであれば上司に相談しましょう。
有能な上司なら親身に相談にのってくれ、対策を一緒に考えてくれるはずです。
相談しても何も変わらないのであれば、さらに上の人間に相談することもアリですが、
期待してもムダかもしれません。

 

3.疲れてしまったアナタへ(私の経験から)

理由がわかれば対策もしやすくなります。
しかし、自分の力ではどうしようもない事もあります。
うまくいかない時もあります。

他人に助けを求めてもいい
逃げてもいい

職場の中で一人で抱えて悩んでいる事はありませんか?
悩んでいるなら助けを求めてください。
助けを求めてもアナタの評価は下がりません。

自分で精一杯努力をしてボロボロになっていませんか?
出勤前に胃が痛くなっていませんか?
勝手に涙が流れ落ちたりしませんか?

一度心を病むと、その傷はなかなか癒えません。
アナタが元気に生活できることが一番大切です。
頑張っても無理なら逃げましょう。

日本には一般病院だけでも約7300施設あります。
きっとあなたが輝ける職場があるはずです。

挫折しそうなアナタへ。
そして2年前の自分へ。

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