【簡単】作業療法士が円満に退職するための退職理由と伝え方まとめ
こういった疑問に答えます。
1.円満に退職するための退職理由3つ
2.退職意志の伝え方
3.まとめ
この記事を書いている僕は、
作業療法士10年目、
転職回数2回(病院2施設、訪問看護ステーション1施設)、
大学院修士課程を修了しています。
管理職もやってきましたし、
挫折も数多く経験してきました。
そんな私が解説していきます。
職場に伝える退職理由はどうすれば良いでしょう?
退職日まで平穏に過ごすためには、
本音と建前を使い分けることが必要です。
円満退職のために
現職場に伝える退職理由3つを挙げました。
その②:専門性の追求
その③:結婚・出産・家庭の事情
挑戦に対しては応援したくなるものです。
たとえば、
身体障害領域 ⇒ 精神障害領域
身体障害領域 ⇒ 発達障害領域
といった対象領域の変更や、
回復期 ⇒ 急性期
急性期 ⇒ 生活期(訪問分野)
といった病期の変更もありえます。
「今は回復期で患者様の退院への
お手伝いをしていますが、
今までの経験を活かし、
退院後の生活のお手伝いを
していきたいと思います。
そのため訪問分野での仕事を希望しました。」
のように伝えれば、
周囲の人たちは応援してくれるでしょう。
似たような特徴の病院に転職する場合も
言い方を工夫すれば同じ印象を与えられます。
「転職先も同じような総合病院ですが、
退院後の生活に関わる機会が多いようです。
総合病院で幅広い経験を積みながら、
同時に訪問分野にも関わっていけるため、
このたび、退職を決断しました。」
このような言い方であれば、
周囲の人間は応援してくれるはずです。
自分の専門性をより追求し、
その分野のエキスパートとなる行動も
応援されるものです。
「今の病院で働かせていただき、
脳卒中で苦しむ方へのリハビリの重要性と、
自分の未熟さに気づくことができました。
脳卒中で苦しむ患者様のお役に立つため、
脳卒中リハビリに対する自分の技術を
もっと磨きたいと強く思います。
そのため、脳卒中をより経験できる病院に
移る決断をしました。」
こういった退職理由ならば、
誰からも引き留められず、
応援されながら退職できるはずです。
結婚や出産に起因して居住地が変わる場合、
その退職理由に関して誰も反対できません。
また、家庭の事情も同じであり、
第三者が関わるべき問題ではないため、
円満な退職につながりやすいです。
以下の2つのステップで退職意志を伝えましょう。
②退職届を提出する
退職意志は、退職届を提出する前が一般的です。
いきなり退職届を提出されると、
上司には引継ぎを行う時間がありません。
円満に退職するためには、
少なくとも2ヶ月から3ヶ月前には相談するようにしましょう。
さて、上司に相談した際に、
上司からは必ず
「辞める理由を教えて下さい」
と聞かれます。
この時に先ほどあげた退職理由3つを参考にして下さい。
退職届は指定された書式がある場合もあります。
退職理由は「一身上の都合」で構いません。
結論としては、
ポジティブな退職理由を伝えることがポイントです。
就職面接時の回答にも使いまわしが可能なため、
3つのポイントを参考に、
「自分はなんで退職するんだろう?」
と考えてみてください。
そして、
たとえ現在の職場に対して
とんでもない負の感情があったとしても、
適正な手続きをとって退職しましょう。
特に医療業界は狭い世界です。
将来アナタが出会う人が、
今の職場の人間とつながっている可能性があります。
社会人としてのマナーを守ること、
そしてアナタが損をしないように、
適正な手続きをとって退職しましょう。